アンティ/Anteとは、初期のマジックに存在した、賭けのルール。またはそれに使われる領域の名称。

それぞれのプレイヤーは、ゲーム開始時に自分のデッキから無作為にカードを1枚選び、それをアンティ領域に置く。ゲームに勝利したプレイヤーはアンティ領域にあるカードの所有権を得る。これらのカードはゲームの外部にあるカードではない。またその内容は公開情報である。

MtG wiki アンティの項より

----------
昔々、マジック黎明期には上記のようなルールもありました。
実際にアンティ賭けてプレイしているところは見たことありませんが、勝負事なのでやるからには何か賭けようぜ。という流れになるのでしょう。

勿論、現在ではアンティを賭けて対戦する事はありません。
しかしながら、今時のプレイヤーにも『勝者総取り』な遊び方があります。
僕が見かけたのを二つ紹介します。

・パック勝負

パックを開けて、レアカード・神話レアカード(foil含む)の、マナコスト、テキスト(フレーバー含まず)、パワー/タフネスのアラビア数字の合計を競います。
合計が一番大きい人が総取り。
最高値が同値の場合は、全てのカードをプールして、強制的に次パックで再勝負となります。

完全に運のみの勝負です。m15の様な少量開けても期待値が低いパックでするのが良いとかどうとか。

・土地を使わないパックウォーズ

公式のページにパックウォーズという遊び方があります。
パックを開封して、中身を見ずに広告/トークンを取り除いて、基本土地を各種3枚ずつ加えて合計30枚デッキで対戦するという遊び方です。

これでも十分お手軽ですが、基本土地を準備するのが面倒です。

ひばりやで見かけた(起源はひばりやでは無いらしいです)のは、広告/トークンカードと基本土地を取り除いて、残りの14枚をシャッフルし、初期手札2枚でゲームを始めるというやり方です。
マナは常に5色が無限に出ているというルールだそうです。
なので、《炎蹄の騎兵(KTK)》の様なマナだけでパワーが無限になるクリーチャーで軽々しくゲームが終わります。
これに関しては追加ルールを決めても良いとは思いますが、元々ほぼ運で勝負するフォーマットなので、それはそれで無粋な気もしなくはないですが(^_^;)

----------
どちらも、勝者総取りではありますが開けた人の物としても楽しめるやり方だと思います。
単に開けるだけよりは、ドラフトやシールドした方が練習になりますが、より気軽に楽しむなら、こういうのも良いと思います。
是非、やってみてください。

コメント

hrym
2014年12月2日12:38

子供の頃、アンティしてましたよ。
ウルザズ・サーガが出たかどうかくらいの頃。
始めたばかりのわずかな期間だけで気づいたら使わないルールになってましたけど。

ゆば
2014年12月2日14:34

ここに伝説の語り部現るですね。
構築デッキのアンティとか狂気感強いですが、それを許容出来るプレイ環境が凄いと思います。

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索